旅行の計画、楽しいけれど「リサーチ」や「資料作り」に時間がかかりすぎていませんか?
今回は、Googleの生成AI 「Gemini」 と、情報を整理・活用するAIノートブック 「NotebookLM」 を組み合わせて、わずか数分で**プロのトラベルプランナーが作ったような「旅のしおり(スライド資料)」**を作成する方法をご紹介します。
今回のテーマは、ドイツの金融と歴史の街「フランクフルト」。 AIにどのような指示(プロンプト)を出せば質の高いアウトプットが得られるのか、実際のプロセスを全公開します。

STEP 1:Geminiに「プロのプランナー」になりきってもらう
まずは、旅のコンテンツそのものを作成します。 ここでのポイントは、Geminiに単に「観光地を教えて」と聞くのではなく、「役割(ペルソナ)」と「ターゲット」を明確に設定することです。
今回は、以下のようなプロンプトをGeminiに入力しました。
あなたはプロのトラベルプランナー兼ファッションエディターです。
ドイツ・フランクフルトの「2泊3日・旅のしおり」のデータを、以下の構成で作成してください。
1. 都市のコンセプト
2. 3日間のモデルコース(見どころと「映え写真」ポイント)
3. グルメ紹介(ローカルフード)
4. ファッションアドバイス(季節に合わせたコーデ提案)
【出力形式の指定】
NotebookLMに読み込ませるため、構造化されたMarkdown形式で出力してください。
こうすることで、Geminiはただの観光情報だけでなく、「映えスポット」や「現地の服装アドバイス」まで含んだ、雑誌の特集のような深みのあるテキストを出力してくれます。
STEP 2:NotebookLMで「スライド構成案」に変換する
次に、Geminiが作ったテキストをコピーして、Googleの NotebookLM にソースとして読み込ませます。 NotebookLMは、読み込んだ資料に基づいて回答してくれるので、ハルシネーション(嘘の情報)が起きにくいのが特徴です。
ここで、以下のプロンプトを入力し、読み込んだテキストを「プレゼン資料の構成案」へと変換させました。
あなたはプロのトラベルデザイナーです。
読み込んだソースをもとに、旅行商品を提案するための魅力的なプレゼンテーション資料の構成案を作成してください。
【作成ルール】
全8枚のスライド構成で、各スライドごとに以下を出力:
1. スライドタイトル
2. ボディテキスト(箇条書き)
3. ビジュアルイメージ(配置すべき写真の指示)
4. スピーカーノート(プレゼンターの台本)
この指示により、スライドに入れる「文章」だけでなく、「どんな写真を貼ればいいか」「プレゼンで何を話せばいいか」までAIが設計してくれます。
完成した資料がこちら
AIの指示通りに作成されたスライドのPDF資料は以下からご覧いただけます。 情報の密度と、構成の流れに注目してみてください。
まとめ:AIは「旅の専属コンシェルジュ」
今回紹介したワークフローを使えば、フランクフルトに限らず、世界中のあらゆる都市のガイドブックを自分好みに作成することができます。
- Gemini で情報を広げ、深める(コンテンツ生成)
- NotebookLM で情報を整理し、形にする(構成・資料化)
この2つを使いこなすことで、旅の準備は「作業」から「クリエイティブな楽しみ」へと変わります。
Next Trip… 今回はドイツ・フランクフルト編をお届けしましたが、このシリーズでは今後もパリ、ロンドン、ニューヨークなど、他の人気都市の「AI旅のしおり」も作成していく予定です。 次回の更新もお楽しみに!


コメント